与論島の教育環境と行政の子育て支援についてまとめました。

子育てをする上での地域の安全面では、変質者等の心配はなく、安心して子育てができる環境です。
教育面では、島内の高等教育は、高校までのため、高校卒業後は大学進学・就職等で 島を離れる子どもが大半です。
島外の高校・大学等に通う子を持つ家庭では、仕送りはやや負担になるようです。
多くの場合、子供たちは中学までは地元で、兄弟・家族のように育つため、その絆は還暦世代の同窓会でも多くが出席するほどの強さです。
総じて、子育て世代の移住者の多くが子育てしやすいという感想を持っています。

出産・子どもの医療(2023年4月現在)

出産費用の助成や子育てサポート等の詳細は、子育てに関する行政サービスをご覧ください。

出産・子育てに関する行政サポート

  与論町
妊婦検診助成
島外出産旅費等助成
乳幼児健診の全額助成
子ども医療費助成
ファミリーサポート
自治体独自の児童手当

産婦人科

※ 与論島にある産婦人科は、与論徳洲会病院の産婦人科のみで、産婦人科常駐医は不在のため、月に2・3回診療を行っています。
妊婦検診・産後検診・婦人科疾患・相談・婦人科検診(子宮頚癌・子宮体癌)が可能です。
妊婦健診は与論島で、沖縄本島で出産する妊婦さんが多いです。

  電話 検診 分娩
与論徳洲会病院  0997-97-2511

小児科・幼児・子どもを診察する施設

名称 住所 電話
与論徳洲会病院 与論町茶花403-1 0997-97-2511
龍美クリニック 与論町大字麦屋字風花1305-5 0997-97-5607
パナウル診療所 与論町那間2747-1 0997-84-3330

幼児教育(2023年4月現在)

与論町の幼児教育をまとめてみました。

保育の無償化の状況

預かり保育料を含めて、3歳から5歳までの保育料は無償。ただし、送迎費、食材料費、行事費などは、保護者の負担。

待機児童の状況

与論町の待機児童は、ゼロです。

保育施設の分布

保育施設のタイプ 与論町
幼稚園 0
認定こども園 3
認定保育所 0
その他の保育施設 1

保育施設のサービス内容

サービスの内容 与論町
送迎あり 0
17時以降も開所している 3
給食サービスあり 3
0歳児からの入所 0

一時預かりサービスの状況

与論町の一時預かりサービスは、常設ではありません。必要になった時に、有料で町内の保育所が預かります。
詳しくは、町民生活課(☎ 0997-97-4930)まで。

子育てに関する行政窓口

  担当課 電話 メール
与論町 町民生活課 0997-97-4930 child@yoron.jp
与論島小学校写真

小学校・中学校 (2023年4月現在)

与論島の小学校・中学校情報をまとめてみました。

小学校・中学校の分布

小学校は島内に3校、中学校は1校です。
通学は徒歩、自転車が中心です。
与論中学校は、県立与論高校と連携型中高一貫教育校になっています。

学校名 所在地 生徒数 校区
与論小学校 朝戸 110 朝戸、東区、西区、城
茶花小学校 茶花 145 茶花、立長
那間小学校 那間 67 那間、叶、古里
与論中学校 朝戸 167 島内全域

学童保育施設

名称 所在地 校区 月額利用料 開所時間
なかよしクラブ 茶花 全校 6月で10,000円
別途、おやつ代が必要
18:30まで
与論こども園学童クラブ 朝戸 全校 2,000円/月、
別途、おやつ代が必要
17:30まで

義務教育に関する行政窓口

担当課 電話 メール
教育委員会学務課 0997-97-2441 gakumu@yoron.jp

高校(2023年4月現在)

与論島の高校は1つです。
連携型中高一貫教育を行っており、中高の乗り入れ授業、交流授業、郷土の総合的学習「きかい学」、 合同行事などがあります。
中学卒業後、8割の子どもが与論高校に進学します。与論高校に進学しない子どもは、 スポーツ推薦などで鹿児島の高校に進学したりします。
通学は徒歩、自転車、原付バイクです。

学校名 所在地 学科 生徒数
県立与論高等学校 茶花1234-1 普通科 129人

卒業生の進路  令和4年3月

大学 国立11名、私立13名(群馬大、山口大、九州工業大、熊本大、鹿児島大、他)
短大 5名(鹿児島県立短大、上智大短大、鹿児島純心女子短大、他)
専門学校 13名
就職 4名
その他 2名

留学制度(2023年4月現在)

島外からの生徒を島内の中学校・高校に留学する制度があります。
留学先は指定校のみとなります。
夏休みなどの短期留学については、与論町役場にご相談ください。

幼稚園・保育所 小学校 中学校 高校

ふるさと留学制度

与論町は,美しい自然に恵まれ、地域のふれあいも豊かで安心・安全な人情に厚い町です。 また、島内唯一の高校である与論高等学校と連携型中高一貫教育を行っている学校でもあり、相互乗り入れ授業をはじめ、 与論町主催の行事や合同進路講演会、部活動の練習試合やイベントなど、中高一貫教育校として様々な 活動に積極的に取り組んでいます。この活気あふれる南の島の中学校で、生きる力を向上させませんか。

対象 与論中学校:中学1~2年生
与論高校:高校生
高校留学には、書類選考、入学試験があります。
実施校 県立与論高等学校
保護者の同居 引受出来る親せきがいない場合は、保護者の同居は必須
体験留学 与論高校のみ
住まい 紹介はなし。空き家バンクをご利用ください
助成金 生活補助として、30,000円/月
保護者同伴の場合は、家賃補助として上限20,000円として家賃の1/2補助
お問い合わせ 与論町教育委員会
☎0997- 97-2441、gakumu@yoron.jp

子育てに関する行政サービス(2023年4月現在) ※このページは、与論町の提供情報を掲載しています。

与論町の子育てに関する行政支援内容をまとめました。
与論町とは別に、鹿児島県育英財団、奄美奨学会の奨学金制度があります。
 広域財団法人 鹿児島県育英財団
 奄美奨学会 

与論町(2023年4月)

 妊婦健診費用助成

妊婦健診の一部を助成します(1人最大14回まで)。

 問い合わせ:保健センター(☎0997-97-5105)

 島外出産支援

島外での妊婦健診及び出産待機における交通費・宿泊費の一部を助成します。

問い合わせ:保健センター(☎0997-97-5105)

 子ども医療費助成

出生から15歳到達後最初の3月31日までの子どもが対象で、各健康保険法の規定により支払った保険分負担額を支給します。 課税世帯については、3,000円を除した金額を助成します。

 問い合わせ:町民生活課(☎0997-97-4930)

 子育て支援金

各受給の時期より前1年以上継続して町内に住所を有し、支援金の受給日から引き続き6年以上与論町に住所を 有することを確約できる者が対象です。 出生時、小学校入学時、中学校入学/卒業時の4回に分け、 支援金の総額を第1子10万円、第2子20万円、第3子50万円、第4子以降は10万円ずつ加算支給します。

 問い合わせ:町民生活課(☎0997-97-4930)

 子育て支援センター

子育て相談や情報の提供、子育て支援に関する講習等を実施しています。

 問い合わせ:ゆんぬ子育て支援センター(☎0997-97-4285)

 休日・延長保育

就業形態の多様化に配慮し、休日に保育に欠ける児童の保育を行うとともに、 子育てとの両立支援を図るため、開所時間(11時間)後も引き続き児童の保育を行います。

 問い合わせ:ハレルヤこども園(☎0997-97-4285)

 一時保育

一時的に保育が必要となった児童を町内の保育所で実施しています。一時保育料は必要です。

 問い合わせ:町民生活課(☎0997-97-4930)

 学童保育

保護者が仕事等により昼間家庭にいない場合、小学校に就学している児童に対し、 授業の終了後に児童館等を利用して、適切な遊び及び生活の場を提供しています。

 問い合わせ:なかよしクラブ(☎0997-97-4696)、与論こども園学童クラブ(☎0997-97-2195)

 ひとり親家庭医療費助成

ひとり親家庭(母子家庭、父子家庭、父母のない児童)の保険内医療費を助成します。 各健康保険法の規定により支払った保険分自己負担額全額を助成します。

 問い合わせ:町民生活課(☎0997-97-4930)

 母子寡婦福祉資金貸付

母子家庭や寡婦の方の経済的自立支援と児童福祉を推進するために、無利子又は低金利で資金の貸付を行っています。

 問い合わせ:町民生活課(☎0997-97-4930)

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