
国土交通省、農林水産省、環境省の3省が、2021年度末の全国の汚水処理人口普及率を発表しました。
http://www.pref.kagoshima.jp/ah11/osuisyori.html
全国の汚水処理人口普及率は92.6%、鹿児島県は84.0%でした。
奄美群島12市町村の普及率は、99%の沖永良部島和泊町から44%の奄美大島瀬戸内町まで市町村でバラつきがあります。

また、汚水処理の方法も、下水中心から浄化槽中心まで市町村で違いがあります。
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下水道:
都会の下水道と同じです。
農業集落排水:
集落など特定エリア内を1つの汚水設備で各家庭の汚水を処理します。使い勝手は公共下水道と同じです。
浄化槽:
各戸で生活排水を処理します。公共下水道や集落排水がないエリアで、新築する場合は、全て合併浄化槽の敷設が必要です。月々の料金は上水道の使用料とは関係なく固定で徴収されます。
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「下水がない!」「ウォシュレットが付かない!」「浄化槽設置代を考えていなかった!」などとならないように、下水やインフラを事前に確認するようにしましょう。
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