奄美群島の集落
奄美大島にある集落
奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島には、5市町村全部で100以上の集落(名瀬地区を含まず)があります。市町村ごとに集落をまとめました。
奄美市
奄美市は、名瀬地区、笠利町、住用町の3つの地域ブロックに分かれています。名瀬市、住用村、笠利町が平成18年に合併して誕生しました。奄美大島の北部から中央に位置する広い市で、龍郷町を挟んで飛び地になっています。
集落人口は
こちら
名瀬地区
名瀬地区は、約19.8万世帯、3.6万人が住んでいます。奄美大島の中央に位置し、海の玄関、名瀬港や県の行政機関があり、奄美群島経済の中心となっています。
上方(かみほう)、下方(しもほう)、古見方(こみほう)、金久(かねく)、伊津部(いつぶ)、奄美の6つの地区に分かれています。地域の集落行事が残る町内会もあれば、区画整理等で新しく誕生した町もあり、町内会がない地区もあります。
地区 |
集落 *地域の集落行事等が残る町内会等 |
上方(かみほう) |
芦花部(あしけぶ)*
有良(あった)*
浦上(うらがみ)*
有屋(ありや)*
仲勝(なかがち)*
大熊(おおくま)*
朝日(あさひ)
向里(むきさと)
鳩浜(はとばま)
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下方(しもほう) |
朝仁(あさに)*
朝仁新町千年松(あさにしんまちせんねんまつ)
朝仁宮久田(あさにみやくだ)
朝仁新町(あさにしんまち)
浜里(はまさと)
平松(ひらまつ)
小宿(こしゅく)*
里(さと)*
知名瀬(ちなせ)*
根瀬部(ねせぶ)*
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古見方(こみほう) |
崎原(さきばる)*
小湊(こみなと)*
名瀬勝(なぜがち)*
前勝(まえがち)*
西田(にしだ)*
西仲勝(にしなかま)*
伊津部勝(いつぶがち)*
朝戸(あさと)))
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金久(かねく) |
長浜町立神(ながはまちょうたちがみ)
長浜中央(ながはまちゅうおう)
塩浜(しおはま)
矢之脇(やのわき)
小金久(こがねく)
屋仁川(やにがわ)
柳町第七(やなぎまちだいなな)
柳町中央(やなぎまちちゅうおう)
井根上町(いねかんまち)
井根町17(いねちょうじゅうなな)
井根町松里(いねちょうまつざと)
いーね
幸町第1(さいわいちょうだいいち)
幸町第2(さいわいちょうだいに)
幸町第3(さいわいちょうだいさん)
永田町おがみ山(ながたちょうおがみやま)
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伊津部(いつぶ) |
黒潮第1(くろしおだいいち)
くろしお2
上佐大熊(うえさだいくま)
さつき団地
東ケ丘(ひがしがおか)
伊津部中央(いつぶちゅうおう)
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奄美 |
久里(くさと)
石橋中央(いしばしちゅうおう)
平田奥又(ひらたおくまた)
平田奥又中央(ひらたおくまたちゅうおう)
平田町清流(ひらたちょうせいりゅう)
平田町中央(ひらたちょうちゅうおう)
平田町第一(ひらたちょうだいいち)
平田青空(ひらたあおぞら)
山の手(やまのて)
第2若葉(だい2わかば)
シダーサ真名津団地(シダーサまなつだんち)
古田(ふるた)
古田みどり(ふるたみどり)
小俣(こまた)
春日(かずが)
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笠利地区
奄美空港がある北部に位置しており、約3.1千世帯、5.5千人が住んでいます。険しい山が海岸線まで迫っていることの多い奄美大島ですが、笠利町はなだらかな平地が多く、道路を走っているとサトウキビ畑が続きます。
笠利町には全部で29の集落があります。
赤木名里(あかきなさと)
中金久(なかがかねく)
外金久(そとがねく)
川上
屋仁(やに)
佐仁(さに)1区
佐仁2区
用
笠利(かさり)1区
笠利2区
笠利3区
辺留(べる)
須野(すの)
須野崎原(すのさきばる)
土盛(ともり)
宇宿(うしゅく)
城間(しろま)
万屋(まんや)
和野(わの)
節田(せった)
平(たいら)
土浜(つちはま)
用安(ようあん)
喜瀬(きせ)1区
喜瀬2区
喜瀬3区
打田原(うったばる)
前肥田(まえひだ)
手花部(てけぶ)
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住用地区
島の中央に位置し、日本で2番目に大きいマングローブの森を有しています。約760世帯、1.2千人が住んでいます。
全部で14の集落があります。
市(いち)
戸玉(とだま)
山間(やんま)
下役勝(したやくがち)
中役勝(なかやくがち)
上役勝(うえやくがち)
西仲間(にしなかま)
石原(いしはら)
見里(みざと)
東仲間(ひがしなかま)
川内(かわうち)
摺勝(すりがち)
城(ぐすく)
和瀬(わせ)
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瀬戸内町
瀬戸内町は奄美大島の最南部にあります。奄美大島、加計呂麻島(かけろまじま)、請島(うけじま)、与路島(よろじま)の4つの有人島にまたがる自治体で、総面積240km2と大変広い町です。約5,100世帯、9,000人が暮らしています。標高300~400メートルの山が連なり、リアス海岸で水深の深い入り江が多く、大島海峡は水産業や避難港としても利用されています。
瀬戸内町全体で56の集落があります。奄美大島側に23集落、加計呂麻島に30集落、請島に2集落、与路島に1集落です。
奄美大島には23集落あり、西方、古仁屋、東方・山郷の3地区に分かれています。
各集落の情報はこちら
地区 |
集落 |
西方地区 |
西古見(にしこみ)
管鈍(くだどん)
花天(けてん)
久慈(くじ)・伊目
古志(こし)・越地
篠川(しのかわ)
阿室釜(あむろがま)
白浜
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古仁屋地区 |
小名瀬(こなせ)
阿鉄(あでつ)
油井(ゆい)
久根津(くねつ)
手安(てあん)
須手(すで)
古仁屋(こにや)
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東方・山郷地区 |
清水(せいすい)
嘉鉄(かてつ)
蘇刈(そかる)
伊須(いす)
阿木名(あぎな)
勝浦(かちうら)
網野子(あみのこ)
節子(せっこ)
嘉徳(かとく)
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加計呂麻島・請島・与路島には33集落あり、加計呂麻島は実久、鎮西の2地区に分かれています。
各集落の情報はこちら
地区 |
集落 |
実久地区 (加計呂麻島) |
実久(さねく)
薩川(さつかわ)
瀬武(せたけ)
木慈(きじ)
武名(たけな)
三浦(みうら)
知之浦(ちのうら)
俵(ひょう)
瀬相(せそう)
西阿室(にしあむろ)
嘉入(かにゅう)
須子茂(すこも)
阿多地(あだち)
芝(しば)
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鎮西地区 (加計呂麻島) |
呑之浦(のみのうら)
押角(おしかく)
勝能(かちゆき)
諸数(しょかず)
生間(いけんま)
渡連(どれん)
安脚場(あんきゃば)
徳浜(とくはま)
諸鈍(しょどん)
野見山(のみやま)
秋徳(あきとく)
佐知克(さちゆき)
勢里(せり)
於斎(おさい)
伊子茂(いこも)
花富(けどみ)
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請島 |
請阿室
池地
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与路島 |
与路
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龍郷町
太平洋と東シナ海の2つの海に面する龍郷町は、大島紬の代表的な柄である「龍郷柄」、「秋名バラ」発祥の町であり、西郷隆盛が奄美大島で潜居した場所でもあります。
約3,000世帯、6,000人が暮らしています。空港と名瀬の両方に近いこともあり、他市町村からの転居者が多く、人口はほぼ横ばいで推移しています。
龍郷町には、全部で20の集落があります。
集落の概要はこちら
※リンクのある集落は動画で集落の様子が分かります。
秋名(あきな)
幾里(いくさと)
嘉渡(かど)
円(えん)
安木屋場(あんきゃば)
龍郷(たつごう)
久場(くば)
瀬留(せどめ)
玉里(たまざと)
屋入(やにゅう)
浦(うら)
大勝(おおがち)
川内(かわうち)
中勝(なかがち)
下戸口(しもとぐち)
中戸口(なかとぐち)
上戸口(かみとぐち)
手広(てびろ)
赤尾木(あかおぎ)
芦徳(あしとく)
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宇検村
奄美大島の西に位置し、奄美大島の最高峰である標高694mの湯湾岳を代表する山々に囲まれ、焼内(やけうち)湾の海岸線に沿うようにして、約1,000世帯、1,700人が暮らしています。
宇検村には、全部で14の集落があります。
宇検村の集落ガイドは
こちら
屋鈍(やどん)
阿室(あむろ)
平田(へだ)
佐念(さねん)
名柄(ながら)
部連(ぶれん)
須古(すこ)
湯湾(ゆわん)
石良(いしら)
田検(たけん)
芦検(あしけん)
生勝(いけがち)
久志(くし)
宇検(うけん)
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大和村
東シナ海に横に長く広がる大和村は、目の前に海、背後に山が広がる自然豊かな村で、約860世帯、約1,500人が暮らしています。
大河ドラマ「西郷どん」のロケ地にも選ばれた景勝地「宮古崎」をはじめ、素晴らしい景色がすぐそばにあります。
また、伝統文化が色濃く残り、地域行事が重んじられています。島内中心地まで20~40分の通勤圏という好立地も魅力の一つです。
大和村には、全部で11の集落があります。
国直(くになお)
湯湾釜(ゆわんがま)
津名久(つなぐ)
思勝(おんがち)
大和浜(やまとはま)
大棚(おおだな)
大金久(おおがねく)
戸円(とえん)
名音(なおん)
志戸勘(しどかん)
今里(いまざと)
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喜界島にある集落
隆起サンゴ礁の喜界島はサトウキビとゴマなど農業が基幹産業の島で、喜界町という1つの町に約3,800世帯、7,000人が暮らしています。
喜界島の市街地は湾を中心に、湾の近隣である中里、赤連(あがれん)あたりまでが住宅密集区域になっています。 市街地以外は農村の趣が漂う集落で、特に島の北は広大なサトウキビ畑が続きます。
喜界島には全部で37の集落があります。
湾(わん)
赤連(あかれん)
中里(なかざと)
荒木(あらき)
手久津久(てくづく)
上嘉鉄地区(上西(かみにし)、上中(かみなか)、上東(かみひがし))
先山(さきやま)
浦原(うらはら)
川嶺(かわみね)
羽里(はざと)
山田(やまだ)
城久(ぐすく)
滝川(たきがわ)
島中(しまなか)
池治(いけじ)
中間(なかま)
先内(さない)
中熊(なかぐま)
大朝戸(おおあさと)
西目(にしめ)
坂嶺(さかみね)
伊砂(いさご)
伊実久(いさねく)
小野津地区(前金久(まえがねく)、神宮(かみや))
志戸桶地区(志戸桶東(しとおけひがし)、志戸桶南(しとおけみなみ))
佐手久(さでく)
塩道(しおみち)
早町(そうまち)
白水(しらみず)
嘉鈍(かどん)
阿伝(あでん)
蒲生(がもう)
花良治(けらじ)
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徳之島にある集落
奄美群島の中央に位置しているため、琉球と薩摩の両方から影響を受け、闘牛、長寿、子宝の島として有名です。また、島の山々にはアマミノクロウサギやトクノシマトゲネズミなどの希少野生生物が生息しています。農業が基幹産業で、島の至る所でサトウキビやジャガイモが栽培されています。
周囲90kmの徳之島には、徳之島町、天城町、伊仙町3つで76の集落があり、約2.3万人が暮らしています。
徳之島町
徳之島町は島の東側に位置しており、約4.7千世帯、約1万人が住んでいます。
徳之島一の市街地亀津・亀徳地区に町内の人口の半数以上が暮らしていますが、町の北部は静かな暮らしと自然が残っています。
徳之島町には30の集落があります。
集落の情報はこちら
白井
大原2
尾母(おも)
大原1
南原
南区
中区
北区
東区
亀徳(かめとく)
徳和瀬(とくわせ)
諸田(しょだ)
神之嶺(かみのみね)
井之川(いのかわ)
旭ヶ丘(あさひがおか)
下久志(しもくし)
池間(いけま)
反川(たんかわ)
大当(おおあたり)
花時名(けどきな)
前川
新村
上花徳(うえけどく)
轟木(とどろき)
畦(あぜ)
港川
内千川(うちかわ)
山里(さんさと)
金見(かなみ)
手々(てて)
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天城町
天城町は徳之島の西側にあり、徳之島空港があります。北東から東南にかけて山々が連なっています。陸上を始めとするトレーニングや合宿が盛んです。
約3,100世帯、6,000人が暮らしています。
天城町には14の集落があります。
与名間(よなま)
松原西区(まつばらにしく)
松原上区(まつばらうえく)
前野(まえの)
岡前(おかぜん)
浅間(あさま)
天城(あまぎ)
平土野(へとの)
兼久(かねく)
大津川(おおつがわ)
瀬滝(せたき)
当部(とうべ)
三京(みきょう)
西阿木名(にしあぎな)
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伊仙町
長寿・子宝日本一として有名です。徳之島の南に位置し、丘陵地帯が広がっていて、農業・畜産業が盛んです。約3,400世帯、6,500人が暮らしています。
伊仙町には32の集落があります。
喜念(きねん)
佐弁(さべん)
東目手久(ひがしめてぐ)
西目手久(にしめてぐ)
東面縄(ひがしおもなわ)
上面縄東(うえおもなわひがし)
上面縄西(うえおもなわにし)
古里(ふるさと)
上検福(うえけんぶく)
下検福(しもけんぶく)
御前堂(ごぜんどう)
東伊仙東
東伊仙西
中伊仙東
中伊仙西
西伊仙東
西伊仙西
阿三(あさん)
鹿浦(しかうら)
馬根(ばね)
中山
東阿権(ひがしあごん)
西阿権(にしあごん)
八重竿(やえぞう)
木之香(きのこ)
東犬田布(ひがしいぬたぶ)
西犬田布(にしいぬたぶ)
崎原(さきばる)
上晴(うえばる)
糸木名(いときな)
河地(かわち)
小島
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沖永良部島にある集落
面積は94km2、周囲は約60kmで、240mの大山が最高標高とフラットな島です。沖縄本島から60kmと550km離れた鹿児島県本土よりも沖縄本島に近いので、琉球文化の影響を強く受けています。
隆起サンゴ礁の島で、鍾乳洞が多数存在していて、暗川(くらごう)と呼ばれる地下水が流れる洞窟は生活用水のための水汲み場となっていました。
農業が盛んで、じゃがいも、サトウキビや、エラブユリなどの花卉栽培が有名です。
沖永良部島には、和泊町、知名町の2町で42集落あります。
和泊町
沖永良部島の北側に位置し、空港と和泊港など島外との玄関口になっています。約3,200帯、6.6千人が暮らしています。集落のことは字(あざ)と呼びます。
和泊町には21字があります。
字の情報はこちら
和泊(わどまり)
和(わ)
手々知名(ててちな)
上手々知名(うえててちな)
喜美留(きびる)
出花(でぎ)
伊延(いのべ)
畦布(あぜふ)
国頭(くにがみ)
西原(にしばる)
根折(ねおり)
玉城(たまじろ)
大城(おおじろ)
皆川(みながわ)
古里(ふるさと)
内城(うちじろ)
瀬名(せな)
永嶺(ながみね)
仁志(にし)
谷山(たにやま)
後蘭(ごらん)
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知名町
沖永良部島の北側にある知名町の中央には標高245mの大山があり、周辺には航空自衛隊の基地もあります。約3,000帯、5,799人が暮らしています。
知名町には21集落あります。
知名(ちな)
徳時(とくどき)
田皆(たみな)
新城(しんじょう)
竿津(さおづ)
下平川(しもひらかわ)
黒貫(くろぬき)
屋子母(やこも)
住吉(すみよし)
下城(しもじろ)
久志検(ぐしけん)
余多(あまた)
屋者(やじゃ)
瀬利覚(せりかく)
大津勘(おおつかん)
正名(まさな)
上城(かみしろ)
赤嶺(あかみね)
上平川(かみひらかわ)
芦清良(あしきようら)
小米(こごめ)
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与論島にある集落
奄美群島の一番南にある与論島は、沖縄本島最北端の辺戸岬から23kmの距離に位置し、琉球文化の色が濃い島です。外周23.7km、最大標高97mの島と小ぶりで平らな島で、農業と観光を基幹産業とし、約2,600千帯、5,200人が暮らしています。奄美群島の他の島々に比べ、行事は集落と言うより島全体での活動が盛んです。
与論島には、全部で9集落あります。
茶花(ちゃばな)
立長(りっちょう)
朝戸(あさと)
城(ぐすく)
西区(にしく)
東区(ひがしく)
古里(ふるさと)
叶(かのう)
那間(なま)
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